【前編】青春18きっぷでポケモントレインに乗る旅(旅程検討)
2017年8月19日(土)-20日(日)
こどもがポケモントレインに乗りたいと言うので、幼稚園最後の夏休み、やってやろうじゃないの、というわけで、画策した内容の備忘録です。
このブログは理屈っぽい話をする場ですので、旅情よりもプランニング上の課題が浮き出てくる内容にできればと思います。
いつもどおり先にまとめると
○ポケモントレインは全席指定のため、幼児でも乗車券が必要!
○往復乗る場合、気仙沼滞在時間は1時間40分(12:51〜14:37)
○上りのポケモントレインと乗継が便利な東京行き新幹線は16:48一ノ関発のはやぶさ106号。乗継時間は14分
○一ノ関駅構内の物販は在来線側、新幹線改札の目の前に駅弁屋、ニューデイズ、お土産屋が揃っています。ポケモントレインに往復で乗る場合、駅弁は事前に取置きをお願いすると、食べたいお弁当の売切れリスクを回避できます。
今回乗り継いだ電車の詳細は、
【後編】青春18きっぷでポケモントレインに乗る旅(旅程詳細)
をご覧ください。
課題・条件
まず、こなすべき課題、条件などについてです。
○東京在住なので、基本コースは東京ー一ノ関ー気仙沼です。
○なるべく安く
○土日でこなす
○5歳児、1歳児を連れて行く
○こどもが電車好きなので、電車の旅
○ポケモントレインは1日1往復の2本、下り=11:01一ノ関発→12:51気仙沼着、
上り:14:37気仙沼発→16:34一ノ関着。
…今回たまたま往復の指定券が取れてしまったので往復乗ります。
今回のプラン概要
上記の課題から、
○行き=青春18きっぷ
○一ノ関で一泊
○2日目にポケモントレイン往復乗車
○帰り=新幹線はやぶさ
という結論になりました。
コスト的には
○青春18きっぷ…金券ショップで2枚分7000円(ちょっと高め)
○ポケモントレイン…指定席 大人520円×2+小人260円×2=1560円
○ポケモントレイン…乗車券 大人は青春18きっぷ、小人570円×2=1140円
○新幹線はやぶさ…特急指定席券 大人6090円+小人3040円=9130円
○新幹線はやぶさ…乗車券 大人7340円+小人3670円=11010円
○ホテルサンルート一関…シングル、1泊朝食付き、8316円
⇒交通費29840円+宿泊費8316円=38156円
※次男くんは付き添い、膝の上として0円
正直言ってあまり安くならない。
安いのはJRの鈍行ですが、鈍行で行くと、時間がかかるので、青春18きっぷで往復となると、3日かかります。そうすると、当然土日ではこなせない旅程ですし、宿泊代もかさみます。
このことから、自ずと、帰りはポケモントレイン→東北新幹線となります。はやぶさではなく、自由席のある新幹線にすればもう少し安く済むかも知れません。ただ、最短乗継のはやぶさでさえ東京着が19時前ということ、また確実に座れることを考えるとはやぶさという選択肢は妥当で、何より長男憧れのはやぶさ初乗車!というわけで今回は帰路はやぶさです。
そして行きは、費用を抑えるため青春18きっぷです。
課題・条件に書いていませんが、今回取れたのが8月20日のきっぷなので、新幹線の運賃までカバーする週末パスが使えません。
<お得なきっぷ比較>
○週末パス
・大8730円、小2560円
・連続する2日間有効(ハイシーズンの一部日程は使用できない)
・青森までは行けませんが、JR東日本管内+αの、宮城県はくりこま高原、山形県は酒田、その他上越妙高、南小谷、伊豆急下田などの範囲をカバーの普通列車乗り放題きっぷ
・新幹線も運賃はカバー(特急券を買えば乗れる)
○青春18きっぷ
・11850円
・5枚つづり(発売と利用は期間限定)
・1枚につき1人1日、JRの普通列車乗り放題
・金券ショップで、余りを売るか、2枚残しなどを買うか、すれば必要な分だけ割安で済みます。
・新幹線は運賃扱いなし。乗るなら、乗車券からフルで別料金です。
○東日本パス
・大10850円、小5420円
・JR東日本&JR北海道+αの普通列車が7日間乗り放題
・新幹線は運賃扱いなし(新青森〜新函館北斗間のみ特急券を追加すれば乗れる)
<今回の運賃比較>
通常運賃は
○東京–一ノ関=7340円(小人3670円)
○一ノ関–気仙沼=1140円(小人570円)
今回、青春18きっぷでカバーしたのは、東京–一ノ関間、一ノ関–気仙沼間往復ですので、
通常:7340円+1140円×2=9620円
青春18きっぷ:2枚つづり7000円
⇒2620円おトク!
仮に、一ノ関–東京間をはやぶさではなく、やまびこ自由席とした場合と比較すると、
特急券(自由席)=5680円
特急券(指定席)=6090円
⇒410円 割高!
(指定席券って従量制じゃないから、そもそもそんなに高くないんですよね。まあでも、今回は+こども1席なので合計610円割高です)
※やまびこなら、金券ショップに回数券があるかも知れません。これが回数券あるならもう少し安くなると思います。はやぶさは全席指定なので回数券はありません。
大人だけの旅なら、行きも仙台のマン喫など安く寝られる工夫の余地があり、帰りもまだ普通列車に乗る余地があり、もう少し安く済ませるかと思います。小さいこども連れなら、まあ、こんなものではないでしょうか。
<指定席券の予約方法>
特に変わったことはしていませんが、今回、私が取った予約方法を記載します。
○ポケモントレイン
えきねっとで予約
→駅の指定席券売機で発券
通常、指定席券は乗車日の1ヶ月前の10時から発売です。
ただ、みどりの窓口も、事前受付を持っていると、窓口のお客さんより優先してそちらの入力を先に行います。
なので、より確実なのは、発売開始日のさらに一週間前から申し込める事前受付をえきねっとで申し込むことです。
※正式な情報は、こちらの特設HPでご確認ください。
人気があって取れるかわからないから、保険で往復申し込んでおこう、と往復申し込んだら、なんと両方取れてしまいました。しかも窓側。
運が良かったです。発売開始日の5日前くらいの申し込みだったと思うんですけどね。
○東北新幹線
こちらはポケモントレインが取れたことを確認してからなので、事前受付ではありません。1ヶ月前の発売開始日も1日、2日過ぎてたかと思いますが、なんとか並び席が取れました。それでも、やはりその席以外は並び席が空いてませんでした。
利用したのは、駅の指定席券売機です。
ポケモントレインの指定席券の発券の時に併せて購入しました。
☆新幹線の回数券
今回は全席指定のはやぶさなので回数券が使えません。
特筆すべきはこんなところですかね。
チケットについてまとめると、
○東京-一ノ関間…青春18きっぷ1枚、こどもは付添い
○一ノ関-気仙沼間…青春18きっぷ1枚、長男は小人運賃、次男は付添い
○一ノ関-東京間…私と長男は新幹線はやぶさ正規料金、次男は付添い
思ったより長くなったので、前編はここまで。
後編で乗った電車の乗り継ぎなど、旅程の詳細を記載します。
後編はこちら↓
【後編】青春18きっぷでポケモントレインに乗る旅(旅程詳細)