飲食:手しごとや 咲くら 農林水産省店
農林水産省の食堂ですが、一般の利用もできます。
セットメニューはメニュー板に食料自給率が書いてあり、さすが農林水産省!というこだわりが感じられます。
が、野菜推しのメニューはほぼなく、意外でした。
基本は社員食堂なので、お盆に単品メニューを乗せて行ってレジで会計、という形です。
セットメニューカウンターのみ、注文してから作ってもらうというスタイルです。(こちらもお盆に乗っけてレジで会計→喫食という流れです)
超都心なので仕方ないのですが、500円以下では済みませんね。コスパには期待しないでください。
魅力としては、手軽にくじらが食べられる、ということではないかなと思いました。
■イワシ鯨のステーキ膳 1000円
(味噌汁、小鉢付き。小鉢はコンキエリという貝の形をしたショートパスタにグリンピースとコーン)
・イワシ&鯨、ではなくイワシ鯨という鯨の種類です。鯨のステーキというものの、見た目はローストビーフのように、中央部が赤く優しく火入れされた感じです。
・なんか魚食べたつもりでしたが、考えてみたら哺乳類だから、肉ですね。少し血合いの臭みがあります。でも、ごま油と醤油に、九条ネギと生姜という好きな組み合わせだったので美味しくいただきましたよ。
・あと、水菜も上に乗っているので味付けを邪魔せず野菜が取れて良いと思います。
・肉の下には、ベーコン、しいたけ、玉ねぎの炒め物が敷いてありました。鯨の薄切りだけだと物足りないな、と思ってたのでちょっと嬉しかったです。
■単品メニューの例
食べてませんが以下は単品の例です。
・秋刀魚の塩焼き350円
・鳥の唐揚げ350円
・小鉢サラダ各種150円
・味噌汁80円
・ご飯は中盛り180円、大200円、玄米230円
※セットのご飯は中
■コスパについて
セットメニューはだいたい700円以上って感じです。役所の食堂としては作り込まれた献立で面白いですが、コスパは高くないと思います。
例えば、オムハヤシのセットも900円です。玉子へのこだわりなどが書いてあれば納得できるかもですが、食料自給率以外の説明は特にありません。
霞が関近辺では貴重な食堂なのかもしれませんが、飲食店一般としては如何なものか、と少し疑問。
席は長机に押し込むように狭いですし、割高感に納得できるような品質に関する説明もありません。
国産にこだわるなど、説明があればもう少し納得感が出るのではと思います。
省庁の食堂なのにこだわった献立、という物珍しさで楽しみにして行きましたが、他に選択肢があるなら他の店でもいいかな、という感じです。
【お店情報】
手しごとや 咲くら 農林水産省店
03-5512-6477
東京都千代田区霞が関1-2-1 農林水産省 北別館 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130802/13046764/