【後編】青春18きっぷでポケモントレインに乗る旅(旅程詳細)
2017年8月19日(土)-20日(日)、ポケモントレインに乗りに行く旅です。
きっぷの選定や費用については、
こちら↓の前編をご覧ください。
【前編】青春18きっぷでポケモントレインに乗る旅(旅程検討)
今回の旅程
さて、費用からのプラン概要が終わったため、ようやく旅程が組めます。
<1日目>
今回の旅程は立川からスタートとして記述させていただきます。
昔の18きっぷの旅と言えば、時刻表必須な感じでしたが、今や単純な直進なら乗換検索でほぼ行けますね。
7:30 立川発 むさしの号大宮行き
8:12 大宮着 (トイレ休憩、構内で昼食買出し)
8:27 大宮発 宇都宮線 快速ラビット 宇都宮行き
※若い女性グループに席を譲ってもらいました。青森まで行くというのにすみません。とても助かりました。通常は満席という混雑具合
9:29 宇都宮着
9:32 宇都宮発 宇都宮線 黒磯行き
※めちゃ混みです。基本、この時期の東北本線って青春18きっぷ利用者が多いイメージ。多くの人が宇都宮線から東北本線に乗り換えます(今回は乗換先も宇都宮線なのでややこしいですが ^_^; )。同じホームでの乗り換えですが、車両が減るので、宇都宮線の端に乗ってると少し移動が必要です。
ここは、私たちも立ちです。先程席を譲ってくれた女性グループがたまにこどもの相手をしてくれ、こども達はぎりぎり飽きずに乗り切れました。
10:22 黒磯着
10:27 黒磯発 東北本線 郡山行き
※このあたりから席に少し余裕が出ます。ぞろぞろと乗り換えますが、乗換階段から少し歩いた車両でなんとか座れました。これも斜め向かい2席に座ることになりそうなところ、女性が通路反対側に一つずれてくれたので3席もらえました。
11:30 郡山着
11:40 郡山発 東北本線 福島行き
(実はこれが福島でそのまま仙台行きの快速ラビットとなります。ラッキー!)
12:28 福島着
※乗換時間が12分と割と長め。ですが、こどもが2人とも寝てしまったのでそのまま待機です。すると、先程も書きましたが、なんとこの電車がそのまま快速の仙台行きになるとのこと。本当についてました。これって時刻表をよく読むと分かるものなんでしょうかね?(時刻表は買ってないですが)
12:40 福島発 東北本線 快速仙台シティラビット
13:55 仙台着
※乗換時間40分。気分転換とおむつ替えを兼ねて、一旦改札を出ます。駅ナカ(改札外)のすし通り、牛タン通りへ。
牛タンは噂どおり行列。
寿司は空いてますが、入って食べるほどの時間はありません。
うちの子は寿司が好きなので、寿司の持ち帰りを探しましたがゼロでした。持ち帰りもやればいいのにな、と思うのですが、持ち帰りは牛タンの1店舗だけのようでした。
おやつとして、ずんだアイスを食べて再び改札の中へ。
14:35 仙台発 東北本線 小牛田行き
15:20 小牛田着
15:35 小牛田発 東北本線 一ノ関行き
※ここから(だったと思いますが)2両編成で、座席もロングシートです。まあ、でも乗客も減っているので座れました。立っている人が数人くらいでした。最初に席を譲ってくれた女性たちにこどもが付いて行き一緒に乗車。乗車中もかまってもらい楽しそうでした。自転車を持ち込んだ体力を使う旅なのに笑顔で相手をしていただきありがとうございました。
16:23 一ノ関着
9時間電車に乗りっぱなしという、こどもには退屈なはずの長旅でしたが、それに負けず、たくさんのいい表情を見せてくれました。また、その都度、席を譲ってくれたり話しかけてくれたり、子連れの場合は特に人に助けられますね。
プラン考察としては、仙台や小牛田に泊まって、2日目に朝から鈍行で一ノ関に向かうプランもありかと思います。
仙台だったらお店が多いし楽しめそうですね。
その場合は、
2日目
9:13 仙台発 JR快速リゾートみのり(要 指定席券)
9:51 小牛田着
9:58 小牛田発 JR東北本線 一ノ関行
10:44 一ノ関着
11:01 一ノ関発 JR快速ポケモントレイン気仙沼号 気仙沼行
という感じですね。
仙台の街を楽しむのにはいいですが、翌日の朝、こどもがいるので結構慌しくなりそうです。
一ノ関の宿ですが、油断して、出発する週の月曜日になってようやく探し出したら、代理店経由では駅近ホテルはどこも満室で焦りました。ホテルに直接電話し、なんとか空いている部屋を見つけました。当たり前ですが、旅程が固まったら、早めの予約が吉ですね。
一ノ関は平泉や厳美渓、猊鼻渓など、岩手県南部の観光の玄関口。駅前にはチェーンの居酒屋もありそれなりにお店も多いです。そりゃお盆休み後半、夏休み中の土曜日ですから、ホテルも満室になるわな。
夕飯は、老舗の定食屋さん、和風レストラン 松竹、さん。
宿泊先のホテルサンルートのすぐ隣です。
<2日目>
1日目に一ノ関まで来たので、朝はゆっくりできます。
ホテルの朝食バイキングでお腹いっぱい食べてからゆっくり準備して出発です。
と言いたいところですが、長男くんは、ポケモントレインに乗れる!早く行こう!と張り切るので、それでも引き伸ばして、乗車1時間半前に駅のホームへ。
駅ではなく駅のホームですので時間を持て余します。さすがに暇なので、ホームを少し離れ駅構内を探索。
一ノ関駅の構内、新幹線改札前の在来線側には、駅弁屋、ニューデイズ、お土産屋が揃ってました。こりゃ便利ですね。
帰り、新幹線との乗継時間は14分で大して長くないので、先に駅弁を品定め。「17時前に買いに来ても売り切れているかも」「事前に取置きできますよ」とのことでしたので、お願いしました。
近くにはおむつ替えしやすい誰でもトイレがあり、これも良かったです。
11:01 一ノ関発 大船渡線 快速ポケモントレイン気仙沼号 気仙沼行き
12:51 気仙沼着
○折り返し出発まで1時間40分、気仙沼に滞在。
→昼食は、鼎・斉吉さんに伺いました。
鼎・斉吉さんについては、別エントリー、
飲食:鼎・斉吉/気仙沼 木々に囲まれたお店で食す海鮮丼と土鍋ご飯
で紹介しています。
○気仙沼のスタンプラリー
・鼎さんのすぐ近く、お魚いちばと駅前の観光案内所で2ヶ所
→2つ集めたので、ポケモントレインのペーパークラフトを観光案内所をゲットだぜ!
14:37 気仙沼発 大船渡線 快速ポケモントレイン気仙沼号 一ノ関行き
16:34 一ノ関着
16:48 一ノ関発 東北新幹線はやぶさ106号
18:56 東京駅着
1日目に9時間かけた旅路が、はやぶさをもってすれば2時間ですね。さすが速いですね。
ポケモントレインは、2両編成で、客車は1両、もう1両はまるまる遊ぶスペースです。
今年リニューアルして、ピカチュウトレインと呼べるくらい、ピカチュウだらけです。
遊具と言えば、寝そべりピカチュウ、巨大ピカチュウのぬいぐるみ、普通サイズのピカチュウのぬいぐるみ多数、運転手さんの衣装、運転席、機関室という名の黄色いボールを入れると下に転がって戻ってくるスペースです。あと部屋中、ピカチュウカラーで、黄色い絨毯にはピカチュウの足跡も付いています。
簡単に言うと、ピカチュウのぬいぐるみと運転席と黄色いボールしかない空間ですね。
大人からしたらすぐ飽きる内容に見えます。
でも、そこはさすがこどもですね。
片道2時間、往復4時間、飽きずに最後まで遊び通していました。
歳の違うこどもが集まった時の遊び創造力というのは凄いです。
楽しすぎて、1歳の次男くんは2日目、お昼寝する隙がなかったです。
ポケモントレインに乗ってすぐ眠そうだったんですけどね。「いやぁぁ〜!!」と泣き叫びながら睡魔と闘い、結局遊びスペースへ行ってしまいました。
その結果、帰りのはやぶさでは、こどもは2人ともお昼寝へ。やっぱ指定席で良かったです。
さて、5歳児と1歳児を引き連れた青春18きっぷの長旅、今回はなんとか乗り切れましたが、親1人ではさすがにちょっと辛いですね。なるべく周りに迷惑をかけずにと踏ん張る中、時には長男くんにきつい言い方で話してしまいました。こどもを抱きかかえる父親と、こどもを寛容に受け入れる母親、二人がセットで旅する方が断然楽ですね。
まあでも、今回は、研修のため、母親単身、旅行に行ってしまう間、寂しさを埋めるのには、楽しい思い出ができたのではないでしょうか。
(ってそんな事情が実はあったのですよ)
おうちに着くと、長男くんはさっそく「ポケモントレイン楽しかった。次はいつ乗ろっか?」と、もう一回乗ることが既成事実かのように語りましたが、しばらくは遠慮させていただければと思います。
やはり、それなりにお金かかるのでね。
私個人的には、せっかくなら他に乗ったことのない電車に乗りたいです
長文失礼しました。